ACTIVITIES私たちの取り組み
TRAMIの理念実現のための5本柱
TRAMIは理念実現のため、これら5つの活動を連携させて、学の研究活動を産の技術開発・将来の技術革新へとつなげていきます。
TRAMIの研究領域
TRAMIが扱う研究領域は、自動車のエネルギー源と車輪の間のパワートレーンで、エンジンを除く “動力伝達機構” を対象としています。これらの機構は駆動力を適切に変換して車輪に伝達する機能であり、カーボンニュートラル実現に向けて重要性が一段と高まっています。
カーボンニュートラル実現に向けた重点技術領域
カーボンニュートラル実現に向け、研究の重点を従来の駆動系技術領域に止めず、電動化に関わる領域に広げました。
パワートレーンの技術動向と産の研究ニーズ分析の結果から、3つの重点技術領域を設定しました。
これらに基づき、カーボンニュートラル実現に向けた技術の選択肢を広げるため、研究シナリオ・ロードマップ・研究テーマを設定し、研究を加速します。
01
高効率・小型を可能とするモータ技術
- ・高効率が得られる回転数域が狭い
- ・損失により熱が発生、熱対策が重要
- ・大きくて重い
02
モータ駆動に対応するドライブトレーン技術
- ・エンジンと比較して数倍の高回転化
03
音・振動要求レベル高度化への対応
- ・エンジンの暗騒音がなくなるため、音感度が高くなる
- ・ドライバーの操作と連動しないため、振動感度が高くなる
活動スケジュール
- 研究会
- 研究テーマ毎に通常2~3年で目標達成するべく活動しています。研究W.S.(ワークショップ)は、研究委託先、共同研究参加企業、組合員が参加して随時実施し、年度目標へ向けて年間を通して活動します。
- 研究成果報告会
- 毎年度3月に、研究委託先の学、共同研究参加企業、賛助会員、組合員が参加して実施します。各テーマ毎に当年度の研究成果を研究委託先より報告していただき、全員でディスカッションし、研究内容と成果を深堀りし、より良い研究活動推進を図ります。
- 公開フォーラム
- 毎年11月~12月上旬に公開フォーラムを開催します。当年度の進捗状況の報告と翌年度の研究企画・計画概要を研究委員会メンバーがご報告します。TRAMIの活動をご理解いただくと同時に、活動への参加を募ります。
- 産学連携講座
- 毎年2回(6~7月、12月)に全国各地の大学で出前授業として産学連携講座を開催しています。最新の話題やTRAMIにちなんだ技術に関する講演を産学それぞれから行うと同時に、トランスミッションのカットモデルや分解部品の展示を題材にした議論を通して、産学の技術交流を図っています。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | |
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研究会※ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||||
公開フォーラム | ★ | |||||||||||
研究成果報告会 | ★ | |||||||||||
産学連携講座 | ★ | ★ |
※研究会の日程については、時期/頻度共に研究会毎に異なります