【研究目的】
金属摩擦のコントロール技術構築を目標とし、2020年度はテクスチャーを含む摩擦面の状態やオイル添加剤の摩擦、摩耗への影響を実験、解析を用いて把握、整理する。
【研究内容】
摩擦試験機による摩擦、摩耗試験とナノインデンテーション法を用いたトライボフィルムの状態観測を行い、
①添加剤とトライボフィルムの形成についてデータを蓄積し、添加剤のトライボフィルムへの影響を整理する。
②他大学との共同研究結果よりテクスチャーによる摩擦異方性がCVTの性能に及ぼす影響を調査する。
③金属摩擦のコントロール技術につながる摩擦計算基礎式を提案する。