【研究目的】
トランスミッション作動中のバルブの姿勢および挙動の計測技術構築およびバルブ動的挙動に影響を及ぼす要因解明。
【研究内容】
トランスミッション作動中の油圧制御弁において,観測,計測が困難な弁体(スプール)のスリーブ内での姿勢や振動等の動的挙動を測定する技術を構築する。その計測結果分析により,流体力,弁体周りの圧力分布,油中空気混入,ばね-マス-ダンパ系構造,リニアソレノイドの制御などのバルブ動的挙動を決定する要因を明らかにする。
併せて,内部漏れの低減に資するバルブ姿勢,油中混入空気を考慮したすき間漏れの推定式(モデル式)を提案する。