【研究目的】
高回転モータの磁気特性/鉄損を精密に測定してデータベースを作成する。
モータ製作時にかかる焼嵌め等による応力印加時の鉄損を予測できるモデル・解析手法を構築する。
高回転モータの鉄損解析予測精度を向上させ、開発工数を削減する。
【研究内容】
磁気特性及び鉄損の測定/モデル化
・測定 :電磁鋼板単板に応力を印加して特性測定
・モデル化 :電磁鋼板の磁区モデルによる応力印加時の特性予測
・実験装置:応力負荷型単板磁気試験器
’18年:応力印加及び歪による磁気特性への影響の評価
’19年:応力印加範囲を拡張した磁気特性測定,実機との比較
’20年:モデル化に必要な諸特性測定,実機との比較
’21年:測定済データを用いた磁気材料の特性シミュレータ構築
⇒応力印加なしの基本特性から応力有りの特性を予測