【研究目的】
電動化に伴うモーターの高回転化動向(図1)から、使用回転の高回転化が想定されるギヤにおいて、既存設計技術での対応可否の検証および、高減速ギヤ等、従来技術から踏み込んだ超高回転対応ギヤを検討する。
【研究内容】
‘21年度は、既存BEV(テスラモデルS 約19000rpm)を元にギヤを一段追加し超高回転(50000rpm)検討モデルを机上検討した。(図1)。追加ギヤは周速vは100m/s程度※となり、スカッフィング発生、効率への影響が予想される。
※ テスラ:約50m/s、鳥取大研究:約60m/s
‘22年度からの取組として、鳥取大の研究成果との整合性確認を目的に、超高回転下での効率計測を進める。22年度は、運転環境の整備、予備試験として、Brgのメカロス計測を実施する。
並行し、他モデルケース(3段⇒2段減速)検討を実施、課題検討を継続する。