【研究目的】
電動パワートレーンにおいて、モーター冷却の効率を向上するために積極的に気泡含有オイルを活用する技術が検討されている。
気泡混入オイルはポンプにおいて振動や騒音を発生する原因となる為、騒音抑制と気泡制御を両立させるべく、ポンプへの影響を把握する。
【研究内容】
・21年度の研究にて、内接ギヤポンプ及びベーンポンプに関し、気泡含有オイルがポンプに及ぼす様々な影響を調査した。
気泡含有オイルの性状とポンプロータ/ギヤ挙動の関係
気泡含有オイルの性状とポンプ駆動トルクとの相関及び騒音への影響
・22年度は気泡含有オイルの性状とポンプロータ/ギヤ挙動の関係を解明する。
・さらに、気泡含有オイルがポンプ騒音に及ぼす影響について、より深く調査する。
気泡含有率と圧力脈動や騒音の相関
含有気泡の気泡粒径と圧力脈動や騒音の相関