【研究目的】
ラトルノイズの加振力となる、ギヤ・スプラインの衝突の物理特性(歯減衰、歯剛性、オイル減衰特性)を定義する。
【研究内容】
・FY22 衝突モデルの研究
‐テストピースでの物体間の衝突力の計測技術の確立と剛性、減衰特性を解明するとともに詳細な衝突原理モデル(3D)を構築する。
この技術を基に特性を簡易化したバネマスモデルを構築する。また次年度に向けてギヤ衝突力推定方法をモデルと実験を活用し検討する。
・FY23 ギヤへの適用
‐ FY22の衝突に関する技術を基に、一対ギヤのギヤボッックスもしくはギヤ歯面を模擬したテストピースで衝突力を計測することで、
剛性、減衰特性を解明しギヤ衝突モデルを構築する。
・FY24 スプラインへの適用
‐ FY23のギヤに続き、スプラインの衝突による衝突力を計測するとともに剛性、減衰特性を解明しモデルを構築する。
理論・数値解析
・金属間の静剛性予測方法
・バネ・マスモデルによる金属間(Dry表面の)衝突解析方法(衝突剛性,衝突減衰の推定)
・動的陽解法FEM解析を利用した衝突解析方法