THEME研究テーマ

委託研究テーマ(Aスキーム)

2023年度

モデル戦略研究

23A1-1-02B 超高回転領域での電動駆動システムの効率に関する研究

研究:

モデル戦略研究委員会

【研究目的】
超高回転化と高次元で両立すべき電動駆動システム効率を各構成要素の損失/熱を捉えて予測できる技術を構築する

【研究内容】
車両の前提や目標を設定の上、電動駆動システム全体の効率目標を仮決め。
超高回転システムの効率検討に向けて、既存のTRAMIのシステムモデルをBEVモデルに変換。このBEVモデルは、現存するBEVの実機情報をもとに効率・損失と熱が考慮されたTM内のモータモデルとギヤBoxモデルおよびTMのバウンダリモデルで構成し、システム効率の内訳を調査して超高回転電動駆動システムでの目標を割り付けていく。また、モデルおよび目標の妥当性を確認するための実機検証しモデルを進化させる。
一方、超高回転検討用のBEVモデルは、各部の仕様を検討した上で、その仕様に沿ったモータモデルとギヤBoxモデルで構成。目標となる現存BEVモデルと比較検証し課題を明確にしながら、モデルを使ったフィジビリティスタディによってシステム効率向上の方向性を検討する。その後、その方向性に沿った構成の見直しや新デバイスの投入による効果の確認、検証を実施する。