THEME研究テーマ

委託研究テーマ(Aスキーム)

2023年度

電動化研究

23A3-6-N01 高出力密度コアレスモータの在り方

研究:

名古屋工業大学 小坂研究室

【研究目的】
・高速回転化による鉄損増加の要因となるコア(電磁鋼板)自体の量を低減しつつ、トルク/重量比を向上
・多極化(コイルを多くして損失密度当たりの放熱表面積を増加)した場合の最適点が存在すると考えられる。
 一方で高回転化するには極数を減少させる必要が有るため、これらバランスを取る「大きな方向性・在り方」を示す

【研究内容】
5万回転想定した鉄損低減を目的とした準コアレスモータの成立性研究
研究対象:アウター/デュアルロータモータの準コアレスモータ
        – ステータ:CFRP+微量SMCコア+多極集中巻アルミ巻線
        – ロータ:CFRPフレーム+ハルバック配列磁石
課題   :磁石の増加
        少磁極化には向かない
        巻線のACロスの増加
        高回転化の磁石固定
        巻線の冷却
⇒どの様にバランスをとると目標を達成するのか

目標性能:出力密度10kW/kg、体格同等以下、効率同等以上