【研究目的】
超高回転モータでは、モータ巻線が低インダクタンスになるため、それに伴うモータ電流制御の課題が生じる。本研究では、低インダクタンスモータ用の電力変換回路と電流・角度センサなどのセンサ、電流制御に関する課題を明らかにするとともに、それら課題を解決する回路、センサ・コントローラ、制御技術を確立する。
【研究内容】
・低インダクタンスモータの電流フィードバック制御の課題探求と方策検討
高速化を指向した電動機(IPMSM, SRM, …)制御技術の確立(効率・トルクリプル・音振の各視点
高リプル電流に対するモータ電流制御の課題明確化とその対策としての高速制御
モータ高回転化
⇒ センサ・コントローラの遅れに伴う電流制御の課題
電流センサ、角度センサ、制御演算の遅れによる電流制御の課題の定量化・明確化と解決する制御構成の提案
⇒ 低巻数、コアレス化⇒低インダクタンス
スイッチングによる電流リプルが極めて大となる。この課題に対する電流センシング、電流制御の手法構築