【研究目的】
飛沫(液滴)を伴う気液二相流CFDのモデル化につながる基礎的なメカニズムを解明し,気液二相流CFD解析の精度・効率を向上させる理論を構築する.
【研究内容】
自然潤滑における,液滴を伴う気液二相流の動的な挙動メカニズムを解明する.
→潤滑不足が顕著になる低回転時のギヤ撹拌に着目する
[実験&CFD]
格子解像度に頼らずに計算するため,精度向上のカギを握るメカニズムを探り出す
←これまでの研究で2,000万メッシュ以上の大規模計算でも高精度な解析が難しいことを確認済み
[CFD]
・メカニズムをふまえた解析精度向上のための手法を検討する
・0.5mm格子で解像できない物理現象のモデル化を検討する