【研究目的】
・高速回転化による鉄損増加の要因となるコア(電磁鋼板)自体の量を低減しつつ,トルク/重量比を向上.
・多極化(コイルを多くして損失密度当たりの放熱表面積を増加)した場合の最適点が存在すると考えられる.一方で高回転化するには極数を減少させる必要が有るため,これらバランスを取る「大きな方向性・在り方」を示す.
【研究内容】
5万rpm超を想定した鉄損低減を目的とした準コアレスモータの成立性研究
研究対象:アウター/デュアルロータモータの準コアレスモータ
– ステータ:CFRP+微量SMCコア+多極集中巻アルミ巻線
– ロータ:CFRPフレーム+ハルバック配列磁石
課題 :磁石の増加
少磁極化には向かない
巻線のACロスの増加
高回転化の磁石固定
巻線の冷却
⇒どの様にバランスをとると目標を達成するのか
目標性能:出力密度10kW/kg,体格同等以下,効率同等以上