THEME研究テーマ

委託研究テーマ(Aスキーム)

2024年度

パワエレ・制御研究

24A3-6-N07 低インダクタンス用電力変換回路とセンシング&制御技術の開発

研究:

東京電機大学/東京理科大学 横山研究室&吉本研究室/星研究室

【研究目的】
超高回転モーターではモーター巻線が低インダクタンスになるため,それに伴うモーター電流制御の課題が生じる.本研究では,低インダクタンスモーター用の電力変換回路と電流・角度センサなどのセンサ,電流制御に関する課題を明らかにするとともに,それら課題を解決する回路,センサインタフェース・コントローラ,制御技術を確立する.

【研究内容】
・低インダクタンスモーターの電流フィードバック制御の課題探求と方策検討
  高速化を指向した電動機(IPMSM,SRM,…)制御技術の確立(効率・トルクリプル・音振の各視点)
  高リプル電流に対するモーター電流制御の課題明確化とその対策としての高速制御

モータ高回転化
 ⇒ センサ・コントローラの遅れに伴う電流制御の課題
   電流センサ,角度センサ,制御演算の遅れによる電流制御の課題の定量化・明確化と解決する制御構成の提案
 ⇒ 低巻数,コアレス化⇒低インダクタンス
   スイッチングによる電流リプルが極めて大となる.この課題に対する電流センシング,電流制御の手法構築