【研究目的】
小型化による省資源化及び材料置換を踏まえ,超高回転モータの低回転域における銅損低減と高回転域における鉄損低減の両立が課題である.コンベンショナルなIPMでの5万rpm超モータ前提のコア材質,巻線材質,磁石磁束量とモータ損失特性の関係を明らかにする.
【研究内容】
・IPM前提としたときの150kW,5万rpmモーターにおける損失特性とモーター設計構造との関係性を解明し,課題を抽出する.
①コア材料/構造 ②巻線材料/構造に対する損失特性の紐解き
・出力水準による損失と上記要素との関係性変化を解明し,所望の出力における5万rpmモーター設計への方向性を示す.
・上記仕様のモータの実機検証を行う.
研究対象モータ前提
・モータ出力 :150 kW,100kW,50kW
・出力密度 :10kW/kg(150kWモーター時)
・駆動回転数:50,000 r/min