【研究目的】
モータ超高回転化により電気周波数が増加し,インバータ損失(特にスイッチング損失)の上昇が懸念される.インバータ損失の低減技術としてアクティブゲートがあるが,現状の速度では超高回転に対応できなくなることが予想される.これらに対応するゲート駆動回路技術を研究する.
【研究内容】
・高周波スイッチング,短パルス出力時において,インバータ損失(スイッチング速度向上)とサージ抑制を両立するためのアクティブゲートに求められる仕様を研究する.
・要求仕様をもとにアクティブゲートドライバICの机上設計を行い,ICの限界性能(駆動電圧を考慮した最小制御周期)を明らかにする.
・極短パルス出力に対応するアクティブゲート制御手法の検討を行う.
研究対象モータ前提
・モータ出力:150kW/駆動回転数:5万rpm