昨年の公開フォーラムでカーボンニュートラルシナリオを発表してから早1年が経ちました。
まさにあっという間の1年!
2023年度はカーボンニュートラルシナリオである5万rpm超に向けた課題バラシをした結果、研究テーマが大幅に増大。
2024年度は更に増えて2022年度の約2倍となります。(22MY:22テーマ、23MY:33テーマ、24MY:42テーマ)
電動化研究テーマではNEDO先導研究プログラムにも採択されるという追い風もあり、いよいよ盛り上がってきました!
さて、第6回公開フォーラムは2023年11月30日(木)東京都立産業貿易センター”浜松町館”にて行われました。
開催スタイルは、昨年同様にF to Fとオンラインのハイブリッド開催で、これはもう根付いてきましたね。
イベント運営会社ARROWさんに御協力をいただいた結果、配信品質が格段に向上しました。やはりプロは違います!
今回の公開フォーラムは、第1部 24年度研究活動の発表(ハイブリッド)と第2部のポスターセッション(F to Fのみ)
の2部構成で行われました。
第1部ではご覧の登壇者の皆様からカーボンニュートラルシナリオとFY24の研究方針の説明を行い、その方針のもとで
各研究グループのシナリオ/ロードマップについて発表が行われました。
第2部のポスターセッションでは、来場者の皆様が、現物やポスターを観たりヘッドフォーンで音の違いを聞き比べ
ながら研究員から研究内容や成果について説明を受けて議論することで会場は大いに盛り上がりました。
この光景を見るたびに我々運営委員は励みになります!よっしゃー!
公開フォーラムのアンケート結果から関心度の変遷について整理をすると、TRAMI発足の2018年以降、全ての
研究Gr.で確実に関心度は年々上がってきています!来場者数についても同様に増加傾向にはありますが少し頭打ちに
なってきており、ここは課題としてとらえています。
我々TRAMIでは、カーボンニュートラルシナリオについて超高回転化することで質量、体格、コスト、損失などが
それぞれどのような変化をするのか、またそれらの具体的な目標はどこに置くのか等を海外研究のベンチマークを含めて
検討しています。これらを明確にしていくことでカーボンニュートラル山脈の頂上までの道筋がはっきりと照らされると
我々TRAMIは確信しております。皆様どうぞ今後のTRAMI研究にご期待ください!!
運営委員 J.M