Cスキーム担当のT.Sです。
研究の話とちょっとそれてる感じがしますが・・・
『Microsoft社製Hololens2というものを使って、もっと共同研究を楽しくできないか?』
学生の皆さんと一緒にトライしてみました!!何事も初挑戦は面白いですよね。
Hololens2は、MR(Mixed Reality)デバイスで、
『現実とバーチャルを融合し、当事者には実体化したように見える代物』です。
子供のころ、映画館で見て憧れを抱いたことが、いよいよ現実になってきてますね・・・
さて、元々Hololens2を使おうとなったのも『コロナ禍や、産学のロケーションの問題を何とかできないか?』
というのが根本にあります。リモートツールが発展する中、私達もいつまでもアナログだけに頼って
やっているわけにはいかないですからね!!
技術的な興味と危機感、両方のモチベーションで始めました。
初めて使った時の様子と感想をお伝えします。
↓ 着用時の様子と見え方
『作業者がゴーグル越しに見てる映像(リアル+バーチャル)を、遠隔地の人も例えばTeams越しに見れる。』
ゴーグル型カメラの機能に加えて、
↓ 実際の研究活用の様子
『作業者には遠隔地から指示をした内容(矢印指示等)が、投影される!』
というのが最大の特徴です。
この時は、『PCのこの辺が見えないんだけど・・・』という指示を出した時の様子です。
この機能を使えば
『あれ?なんかあそこの配線繋がってないんじゃない?』といった指示がより具体的にできますよね?(実体験)
↓ 番外編
正直、はじめは、メンバー全員でツールに弄ばれましたw
デジタルデバイスが結構好きなので、使いこなせる自信があったんですが・・・まだまだですねw
とはいえ、面白い発見もありました。
今回のようなバーチャルな映像でも、実験者と同じ視野を共有できると、
より的確で生産性の高いコミュニケーションができそうです。
今回のホロレンズを活用する双方向コミュニケーションは、コロナ禍における人類の知恵であり、
コミュニケーション手段の多様化を生み、生産性の向上(余力の創出)にも確実につながりそうです。
Hololens2感想まとめ(個人的なインプレ、★5段階評価)
面白さ:★★★★★
映像の応答速度:★★★★★
ワクワク:★★★★★
遠隔サポートのしやすさ:★★★★★
装着した時の違和感の無さ:★★★★☆(色んな人からチラ見されるので恥ずかしい・・・)
使ってみての所感:
『不思議な感覚で、慣れないとちょっと酔います・・・』
『傍からみられると恥ずかしい(阿波踊りしているみたい)・・・ただ、くせになる操作感(SFみたい)』
『遊びたくなって、研究に集中できなくなるかも・・・w』
今回は研究の中身とはちょっとかけ離れますが、
そう遠くはない将来の産学連携の姿。やってみないと分からない。
そんな実例をみなさんにお伝えしました。
ご覧いただいた皆さん、ご興味あれば是非事務局に問い合わせ下さい!
(Cスキーム T.S)